猫の脱走防止対策について

こんにちは、鈴木です。
最近いろいろとご縁があり、動物愛護に尽力をされている埼玉の2つの団体様にご挨拶をさせていただきました。

多くの保護団体、個人ボランティアの皆様は、ご自身のお仕事をしながら保護活動をしています。
引き受けた猫の里親さんを募集し、譲渡するまでには時間もお金もかかります。

たくさんの人の手や思いによって保護された猫は、保護主さんのもとで大切にお世話をされます。
そんな猫たちの譲渡にいくつかの約束事があるのは当然ですよね。
譲渡条件としてすべての方が必須にしているのは、完全室内飼育です。

外で過酷な生活を強いられてきた猫たちを再び外に放すなんて事は言語道断。
里親さんの自宅に脱走防止対策を施されている事が譲渡条件になっている場合もあります。
そこで、今日は脱走防止対策についてお話したいと思います。

テレビ取材

猫の脱走防止対策その1 玄関

猫の脱走防止に関する商品はインターネットで販売していますし、ホームセンターや100円ショップで材料を揃えて自作、DIYする方法もあります。
一番気をつけたいのはやはり玄関です。
玄関の脱走防止対策として既成フェンス、セミオーダーのパーテーションなど、近年は商品の種類も増えてきました。

様々な猫脱走防止商品を実際に目にした者として、ご自身で設置する際のポイントを2つお伝えいたします。

[1]フェンスやパーテーションは天井まで覆うこと

既製品は上部が開いているものがほとんどです。
ある程度の高さがあれば大丈夫と思ってしまいがちですが、猫の身体能力は時に想像を超えます。

廊下から玄関に向かって走り、壁を蹴ってフェンスを飛び越える(通称:三角跳び)なんて朝飯前です。

なので、上部が開いているものを設置する場合は、開いている部分をしっかり塞ぎましょう。

[2]隙間に気を付けること

SNSで「猫は液体」という言葉が飛び交いました。
そのくらい、猫は思わぬ隙間を通り抜けてしまうのです。

一般的には、猫は頭が入れば通り抜けられると言われています。
逆に言えば、頭が入らない幅なら大丈夫のはず。

では、幅5cmは安全でしょうか?
答えは、「猫による」です。

貫禄たっぷりの猫でも、毛が濡れるとほっそり見えると思います。
猫の骨は見た目よりもずっと小さく細いものです。
年齢を重ねて痩せてきた時にも安全と思える脱走防止対策を考えましょう。

するりと通り抜けてしまったら、脱走防止の意味がありません。
格子の幅、下部や横の隙間にも注意してくださいね。

特に玄関は毎日出入りの多い場所です。
開閉がしにくければ通るたびにストレスになってしまいます。

弊社でご提案している脱走防止ドアは人の使い勝手も考慮し、スムーズな出入りで猫の脱走防止効果を上げる事もできます。
1軒1軒お伺いして寸法を測り、設計図を描き、職人が製作するオーダーメイドのため決して安価ではありませんが・・・

猫と暮らすこれからの時間を考えると、きっとご満足いただけると思います。

猫の脱走防止ドア 設置例

何もない玄関は出入りのたびに気をつけなければいけません。
玄関

脱走防止ドアを設置すれば・・・

猫の脱走防止ドア

安心ですね。

隙間をなくす

引き戸には自動ロックをつけられます。
引き戸を開けてしまう猫でも大丈夫。

ドアやドアノブの種類、鍵などもご要望に応じて対応いたします。
お気軽にお問い合わせください。

猫の脱走防止対策その2 網戸

玄関の次に気をつけたいのは網戸です。

気温が高くなり、網戸にする機会が増えると毎年必ず聞こえてくるのは、破れたり外れたりした網戸からの猫の脱走。
コロナで換気の機会も増え、より一層気をつけなければいけないところです。
網戸に関してのポイントも2つお伝えいたします。

[1]破れにくい網戸を選ぶこと

一般的な網戸の素材はプラスティックの一種で、劣化が早く定期的な張り替えが必要です。

何かの拍子に網戸に猫の爪が引っ掛かると、網目がずれたり破れることがあります。
最初は小さい穴でも、面白がってせっせと穴を広げる猫がいることは頭の片隅に入れておいたほうが良いです。

破れにくい網戸として比較的安価で、DIYでも張り替え可能な塩ビコーティングの商品があります。
※ご自身での張り替えが難しい場合は弊社にご相談ください

頑丈な猫網戸

網目が小さく、猫の爪が引っ掛かったとしてもコーティング効果で簡単には破れません。
一般的な網戸と比べると若干外が見えにくく、少しだけ暗くなる印象です。

耐久性や通気性を重視するならステンレスという選択肢もあります。

近くからの画像

網目が非常に細かくて、爪切りをしている猫の爪はまず引っ掛からないと思います。
鋭い爪でも先っぽがちょっと引っ掛かるかどうかといったところでしょうか。

比較画像

上の画像を拡大して見ると、頼りがいの有無が一目瞭然です。

[2]網戸ロックをつけること

せっかく破れにくい網戸に張り替えても、猫が網戸を開けてしまっては脱走防止対策になりません。
サッシは猫が体当たりしても外れないか定期的にチェックをして、網戸には網戸ロックをつけましょう。

用心ロック

網戸ロックもAmazonや楽天、ホームセンターなどでたくさん販売されています。
両面テープでつけるもの、ビスで固定するものなど様々です。

両面テープの場合はやはり劣化も考えられますので、定期的にテープを付け替えてくださいね。

猫と暮らすなら、網戸周りも安全のために考えておきたい箇所です。

外を眺める猫

室内で適切に外の空気を感じ、日向ぼっこをすることは猫の心身の健康に繋がります。

家族である大切な猫を守るためにも、脱走防止対策を施しましょう。

お読みいただきありがとうございます。