キャットステップ取り付け施工例(=^・^=) | 猫リフォーム
こんにちは、藤﨑です。
キャットステップ取り付け施工例をご紹介いたします。
今回のお客様は新築にキャットステップ取り付けたいとご相談を受けました。
新築を設計時にキャットステップ取り付けを想定して下地に12㎜の合板を入れてくださっていたので
取り付けもスムーズに行うことができました。
お客様からのご希望は
・窓からお外が見られるようにしたい
・ガラスウォークから肉球をみたい
・運動が苦手な子も乗れるようにしたい
とのことでした。
愛猫が喜ぶポイントいっぱい
今回のキャットステップ設計のポイントは5つあります。
まず1つ目は施工するリビングが吹き抜けだったのと、運動が少し苦手な猫さんがいるということでしたので、キャットステップの幅を35㎝程度で提案させていただくことが多いのですが、今回はゆとりをもって40㎝、80㎝にいたしました。そして、行き止まりがないようにリビングを1周できるようにしました。
2つ目は、吹き抜け部分に寝室とつながる猫さん専用通り抜け穴があり、そこからリビングに行けるようにしたいとのことでしたので、通り抜け穴の下から降りられるようにいたしました。通り抜け穴の位置はリビングから見るととても高い位置にあります。通り抜け穴を勢いよく飛び出てしまった場合に落下の危険性がありますので、今回落下防止ステップをご提案させていただきました。ステップにアクリル板をつける工夫をしました。アクリル板にすることで、通り抜け穴からの落下防止とステップでくつろいだりする様子も見ることができます。
3つ目はガラスウォークです。弊社の今までの施工例ですと、基本的に天井からガラスウォークを吊っていましたが、この現場は吹き抜けで天井から吊ることができないので、今回は壁にガラスウォークを取り付けました。壁に取り付けるにあたって、下側と上側両方からビスを打てるように、お家型BOXをつけました。お家BOXには猫さんがひょっこりお顔を出せる丸穴もあります。お客様のソファを置く位置など打ち合わせをし、ソファから上をみるとガラスが見える位置にしました。
4つ目はキャットウォークです。高い所が好きで、窓からお外を眺めるのが好きな猫さんのために、窓下にキャットウォークを取り付けました。直線は猫さんが勢いよく走ってしまう可能性があり、危険なので段差を付けて、対策いたしました。
5つ目は、運動が苦手な猫さんでもスムーズに上り下りができるステップの高さにしました。ステップとステップの間を35㎝にすることが多いのですが、今回は30㎝前後で取り付けさせていただきました。
猫カフェと勘違いしてしまうほど、猫さんのためのテーマパークのような素敵な空間になりました。今回アクセントクロスの面は肉球のビスキャップを使用しています。完全猫さん空間になっております。お引っ越し前の施工でしたので、これから猫さんたちが楽しんでくれると思うととてもワクワクします。
今回は新築でお引っ越し前でしたので、打ち合わせ時にどのような家具を置くのか、どのように配置するのかをお聞きして、設計をさせていただきました。
愛猫も人も暮らしやすいお部屋づくり
今お住まいのお部屋でキャットステップ取り付けたい場合でも、置いてある家具を考慮して設計させていただきます。例えばソファからキャットステップへ、テレビ台からキャットステップへなど、既存の家具・キャットタワーなどと組み合わせながら、より良い空間をご提案させていただきますのでお気軽にご相談くださいませ。